全国にあるミヤマシジミの保護や研究に携わっている団体が一堂に会して、情報と意見交換を行いミヤマシジミの保全活動を全国に発信していくためにミヤマシジミサミット10月19日(土)に初開催されました。
【第一部:ミヤマシジミ会議】
各出席者より保護活動を行う地域の現状や保全活動の在り方等についての発表があり、当社も本社保護区の現状を報告しました。ミヤマシジミが生息できるよりよい環境を整備するための活発な意見交換が行われ、保全活動に関する基本方針を参加者の皆さんと共有し今後の活動を推進していくための大会宣言の策定が行われました。
午後の部は「幸せを運ぶ青いチョウ“ミヤマシジミ”について学ぼう」というテーマで一般公開のセミナーが行われ、雨天にも関わらず約60名もの方にご来場いただきました。信州大学理学部教授の東城幸治氏による「DNA解析による昆虫のルーツ」の基調講演、ミヤマシジミ研究会会長中村寛志氏による「ミヤマシジミの研究と保全活動の報告」、パネルディスカッション等が行われ、ミヤマシジミの説明に来場いただいた方々も関心を寄せていました。当社も今年度のミヤマシジミ保護活動を報告。最後に、大会宣言は拍手で採択され、サミットは幕を閉じました。
県内外の保護活動に熱心な方々と情報交換を行うことができ、大変勉強になりました。今回のサミットで学んだことを生かし、今後も全社一丸となり保護活動に取り組んで参ります。
ミヤマシジミ研究会の詳細はこちらをご覧ください。
http://lycaeides-arygyrognomom.blogspot.com/